項目 | 絶縁耐力試験 / ぜつえんたいりょくしけん |
英語 | dielectric strength test |
意味 | 電路絶縁が十分にできていて実際に使用した場合、絶縁破壊を起こさないようにするため、一定の大きさの試験電圧を一定時間連続して加えたとき、これに耐えるか否か電気工作分の絶縁信頼度を判定する試験。電技・解釈第15条に記載する絶縁耐力試験のこと。同各条に規定する電圧を連続10分間加えて、これに耐えることを確認する電気工作物に対する絶縁性能試験。高圧以上の電路、機器の新・増設時、配電方式の変更時、修理や長期休止後の再使用時などに行う。事故復旧時には規定電圧を若干減じて行う場合もある。試験電圧が交流よりも直流のほうが試験設備が小容量となるので、事前に検討を要する。直流の試験は直流検電器も用意してから行う。 |