造園用語集

ラドバーン


造園用語集

ら

ラドバーン

項目 ラドバーン / ラドバーン
英語 Radburm
意味 1928年、ニューヨークから20kmのフェアローン市に、スタイン(C.Stein)とライト(H.Wright)により設計された住宅地。面積420haで、世界の都市計画に強い影響を及ぼした。この計画で採用されたコミュニティ計画の基本体型をラドバーンシステム(Radburn system)という。この体型の構成原理は、(1)スーパーブロックの採用。(2)機能に基づく道路の段階構成。(3)クルドサックと立体交差による人と車の完全分離。(4)プライベートパークの導入、の4点。自動車時代の都市を強く意識して組み立てられたものでスーパーブロックの大きさは12?20haで、この中を通過交通が通らないようにした。住宅はクルドサックの袋路を単位としてグループ化され、自動車と歩行者の動線を交互に組み合わせることによって完全に分離し、ブロックの中央に配置されたプライベートパークや学校等の公共施設に、歩行者が自動車交通の危険にさらされることなくアプローチできるようになっている。
五十音順
あ い う え お
か き く け こ
さ し す せ そ
た ち つ て と
な に ぬ ね の
は ひ ふ へ ほ
ま み む め も
や ゆ よ
ら り る れ ろ
わ