意味 |
「みどり」とは春マツの新芽が伸長し、まだ十分に成長しきらない状態のものをいい、これを指でみどりの全部ないしは先端を摘み取ること。緑摘みはマツ類に行う独特の摘芽で、枝の徒長を防ぎ本年枝の数を減らすことで、一年の生長量を抑えるために行う。4月下旬?5月にかけて実施する。摘み取る量は樹種や樹勢、枝の状態により一定でないが、残すみどりは1?3とし、また成長の良い枝は、さらにそのみどりを芽長の1/3?2/3を摘み取る。なかでもクロマツの、樹勢の強い若木などは、みどりを全部かき取る「めくら摘み」をすることもある。 |