項目 | ホモルーテンス / ホモルーテンス |
英語 | HOMO-LUDENS |
意味 | オ ランダの社会学者ホイジンガー(J.Huizinga 1872?1945)の65歳の時の著作。1938年に発刊された。題名の直訳は「遊戯人」または「遊ぶ人」。高橋英夫の訳書(1971年中央公論刊)では「人類文化と遊戯」としている。そして「人間は遊戯する存在である」、そのことから「遊戯という質の文化の発展、共同体の組織にも大きな役割を演じている」、そして「人間生活の根源的状況にあっては、遊戯が生活を規定していたのである。いや、時には生活自体が遊戯だったのである」。それをホイジンガーは「総体としての遊戯」としている。現代文化論の根源をつく名著とされている。 |