項目 | ポッ卜栽培 / ポッ卜さいばい |
英語 | pot cultivation |
意味 | 様々な材質の容器に緑化用樹木、林木あるいは地被植物、草花の苗を植え付け育成すること。使用されるポットの素材としては、塩化ビニール、発泡スチロール、プラスチック、紙など数多い。わが国ではビニールポットが最も多く用いられるが、アメリカにおいては鉄あるいはアルミニウム製の缶、ヨーロッパなどにおいて木製の樽状のものなどが多く用いられる。緑化用樹木のポット栽培は、欧米においては古くから最も一般的に行われている栽培方法であるが、わが国では1970年代後半から、主として常緑広葉樹、地被植物のポット栽培が盛んに行われるようになってきた。ポット栽培の利点を挙げると、栽培・出荷作業が容易である、根系の充実した高品質の苗が得られる、不適期の植栽も可能である、植え傷みが少なく活着率が高まる、植栽後の生育がスムーズであるなど数多い。 |