造園用語集

風景計画


造園用語集

ふ

風景計画

項目 風景計画 / ふうけいけいかく
英語 landscape planning
意味 風景を計画すること。風景に最も近く、また同様な使われ方をする文字に景観がある。英語ではいずれもlandscapeである。風景には人間の営みや主観が含まれている。例えば、選挙の開票風景とか、お祭りの風景とか、田園風景とかのように風景という言葉が使われる。また風景画とか風景写真というときには、作者の主観が入って創作されている。景観は客観的な様子を視覚的な分野について表現されたもので、もしその景観について判断などが付加されるならば、それは景観評価と呼ぶべきである。また将来のことや計画・設計などについては、景観の将来予測、景観計画、景観設計などとなる。それゆえ、人間の操作性をも含めてlandscapeを扱うときには、風景よりも景観を使うべきである。要は、人の営みは多種多様化し、「場」としての造園空間において、それら営みが多様に行われる。空間が、主体である人間を制約することは事実であるが、営みや主観が個々人にゆだねられている以上、景観計画は人間を主体とした造園計画の真・善・美のうち、美の部分を主として解決していくこととなる。→けいかんけいかく
五十音順
あ い う え お
か き く け こ
さ し す せ そ
た ち つ て と
な に ぬ ね の
は ひ ふ へ ほ
ま み む め も
や ゆ よ
ら り る れ ろ
わ