造園用語集

バミューダグラス類


造園用語集

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バミューダグラス類

項目 バミューダグラス類 / バミューダグラスるい
英語 bermuda grass
意味 ギョウギシバ属植物に属する。わが国に自生のギョウギシバ(Cynodon dactylon Pers.)はこの系統であるが、欧米のバミューダグラスに比べて大型で粗剛。砂地に強く耐早性・耐暑性・耐潮性があり、海浜地の緑化に適し、ヘドロ地にも耐える。また踏圧にも強いがあまり造園上利用されていない。さ らに大型のものをオオギョウギシバ(C. dactylon Pers. var. nipponica Ohwi)といい、本州以西に自生する。しかし、植栽されたものは明治年間牧草として導入されたものが始まりで、最近ではアメリカジョージア州から導入されたものが主体をなしている。したがって本類を西洋芝として取り扱った。造園上利用されるものは次の3種、および交配種等である。(1)Bermuda grass(Cynodon dactylon Pers.):暖地型芝草(夏型芝)で冬は枯れる。Common Bermudagrass. Coastal Bermudagarss、Suwannee Bermudagrassなどがある。コースタルとスワニーは牧草用であり、コモンバーミューダグラスも元来は牧草として植栽されたものであるが、芝草として広く利用されるに至った。種子繁殖。バーミューダグラスの原産地は、アフリカまたはインドといわれ、耐暑性・耐旱性に優れ、踏圧・刈込みに対しても極めて強い抵抗性を示し、地上匍匐茎はよく伸長し、性質は極めて強健であるが日照不足には非常に弱い。公園・校庭・広場・運動競技場・地表面保護用等に利用される。本種に属するもので、アメリカで育成された品種に、Texturf1F、Texturf10、Tiflawn(Tifton57)、Ormond、U-3等の品種が知られ、ゴルフ場のグリーン・ティー・フェアウェー・公園・運動競技場・地表面保護等に選択利用される。いずれも栄養繁殖。(2)African Bermudagrass(Cynodon transvaalensis Davy):形状はC.dactylonに似ているが、この類では最も小型で繊細。性質は小型の割に強く、生長も比較的速いが、耐寒性はあまりない。品種にUgandaが知られている。庭園・テニスコート・ゴルフ場のグリーン等に利用される。以上のほかにCynodon magennisii Hurcombeに属する品種として、Sunturfがあり、庭園・公園・ゴルフ場グリーン等に適する。いずれも栄養繁殖。(3)交配種(Cynodon dactylonXCynodon transvaalensis):コモンバーミューダグラスとアフリカンバーミューダグラスの交配種で、3倍体で不稔性である。バートン(Burton)の手によるもので、Tiffine(Tifton127)、Tifway(Tifton419)、Tifgreen(Tifton328)、ティフグリーンから選抜した品種で、Dwarf Tifgreen等が知られ、また両種の自然交雑種と思われるものから育成された品種として、Everglades I、Bayshore等があり、これら交配種はいずれも栄養繁殖で、庭園・公園・競技場・球技場・野球場・ゴルフ場グリーン・ティー・フェアウェー・校庭芝生等に選択利用される。→ティフトンしば
五十音順
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ら り る れ ろ
わ