項目 | 濡縁 / ぬれえん |
英語 | - |
意味 | 和風住宅の側面・外部に接して設けられる雨ざらしの縁。部屋と庭との間に位置することは縁側と変わらないが、雨ざらしであることから、外部空間と しての性格をもち、庭への降り口、庭での腰掛けといった意味が強い。縁側・濡縁共に板敷きであるが、前者は庭に対して横方向に、後者は縦方向に水切り勾配をつけるか、簀(す)の子状の板敷きとする。建物外壁で庭と区切られることの多い現代住宅では、庭とのつなぎとして開口部の外に設けられ、降り口として使用される例が多い。テラス上に設けられた折衷型も見られる。現在では、縁台型の幅45?90cmの市販品も出回っている。単に縁と呼ばれたり、雨縁と呼ばれることもある。→えん |