項目 | 土嬢水 / どじょうすい |
英語 | soil water |
意味 | 土壊中の孔隙あるいは固相に液体あるいは水蒸気・結晶の形で、土壌粒子と結合することによって保持されている水。その中で、固相に結晶となって化合している水分を除き、液相として土壌中に存在する水分を特に土壌水と呼ぶ。土壌粒子と水の結合力の強さによって、土壌水を種別すると、土壌中を重力により下降する重力水、重力では下降しないで土壌に保持されている毛管水、土壌に保持されているが植物には吸収することができない吸湿水、さらに土壌粒子に化学的に結合している結合水などがある。このうち、植物が根によって、吸収利用することのできる水は毛管水の一部であり、したがって毛管水を有効水と呼ぶ。一般に土壌水は、乾燥重量秤量法・実容積測定法・電気抵抗法・テンションメーターなどを用いて測定され、含水率・含水比・水分率・飽水度などとして表示される。 |