意味 |
園地の景観構成上アクセサリー的に用いられる景物。西洋庭園の飾り鉢・彫刻などのガーデンオーナメントや、日本庭園の灯籠・層塔・庭垣・景石などをいう。景を添えるという意味では、花ものなど草花も加えることもある。園路脇の捨石や灯籠などは典型的例だが、際立った主景のない景観構成では添景物が主景の役割を果たす場合もある。現代の庭園構成でも、様々な添景物が考えられ、バーベキューセットやバードバス、あるいは子供の遊具などもその用を果たすことができるが、要は景観構成上ある場所に、添景物を置いて全体の景色をまとめることにある。 |