項目 | 体感温度 / たいかんおんど |
英語 | sensible temperature |
意味 | 有効温度(effective temperature)、作用温度(operative temperature)などに代表される温感指標による温度。人間の代謝量・着衣量を固定すれば、寒い暑いの体感は気温・気湿・気動・ふく射の4要素に支配される。このうちの2要素以上を総合したときの寒暑に対する評価を、一つの指標で表そうとしたのが体感温度指標である。前記の有効温度ETは、 1923年以来ヤグロー(C.P.Yaglou)、ホ一トン(F.C.Houghton)等をはじめとした各研究者により開発された生物学的指標であり、多くの被験者の感覚に基づき室温・相対湿度・気流速度の3要素の組合せからET図表が作成された。作用温度OTは、室温と平均ふく射温度(MRT)を組み合わせた物理学的な体感温度指標である。→こっきゅうおんどけい →かいてきおんど |