項目 | 千利休 / せんのりきゅう |
英語 | - |
意味 | (1522〜91)安土桃山時代、茶道の大成者。幼名は与四郎、号は宗易。堺の納屋衆に生まれ茶道を北向道陳、村田珠光、武野紹鴎に学び、自由都市堺で成長。大徳寺に参禅し1568(永禄11)年織田信長に従い、後に秀吉に仕え1585(天正13)年、禁中小御所で茶会が行われたとき、正親町天皇から利休居士号が与えられた。利休は書院台子という貴族的なものから、草庵風の小座敷という庶民的なものに回帰させた。1587(天正15)年、北野の大茶会あと1591(天正19)年堺に蟄居、翌年2月28日切腹を命ぜられた。墓所は京都大徳寺聚光院と堺の南宗寺にある。利休は茶道にわび・さびの境地を求め山里風の露地(茶庭)の形成に貢献した。 |