項目 | 石造美術品 / せきぞうびじゅつひん |
英語 | - |
意味 | 石を素材として美的意識の下に製作されたもの。現代創作造形品もあるが、ほとんどは仏教信仰のものが対象とされ、その遺品は貴族から庶民まで広い階層につながっている。庭園では景趣を引き立たせる添景物としても珍重され、3〜13重の奇数に屋根(笠石)が重なり、上に相輪、下に軸石や基礎のある層塔。宝篋印塔(ほうきょういんとう)。禅宗僧侶の墓石形式である無縫塔。六・八角柱の幢身(とうしん)と龕(がん)部・笠・宝珠などから成る石幢(せきどう)。塔婆の一種である石塔。独立または岩壁等に刻まれた石仏。 献灯や様々に造形された石灯籠などのほか、宝塔・多宝塔・五輪塔・一重塔・塔婆・板碑・石橋・石室・炉・水船・石鳥居・狛犬・石碑・石臼・露壇・台座・石壇・道祖神などもある。 |