項目 | スプリンクラー / スプリンクラー |
英語 | sprinkler |
意味 | 自動灌水用のほかに、防塵・農薬散布・凍霜害防止・消火などに利用される散水装置。給水管に取り付けられたスプリンクラーヘッドから、水がノズルの原理により噴射される。この噴射作用は、給水圧が大気圧まで急減する過程で、水圧エネルギーが水滴の流速エネルギーに変換するため生じる現象である。スプリンクラーの一般的な用途である灌水の方式としては、常時散水が要求される場所に設置される固定式、あるいは半固定式、移動式の各タイプがある。散水範囲は20m以上から50mまで可能といわれるが、使用に際しては目的に応じて、水圧・ノズル孔・散水量などを適正に調整することが必要である。例えば薬剤散布の場合、水滴が噴霧状かつ葉面を流れださない約2mm程度の散水量、つまり100m2当り0.2?が目安とされる。 |