項目 | 植生袋工 / しょくせいふくろこう |
英語 | - |
意味 | 芝草類を主体とした種子や肥料・土壌が混入された網状の袋を植生袋といい、雨水によって種肥土が流失する斜面や石耽の斜面などに筋状あるいは互(ご)の目状に埋め込み山腹などの傾斜地を緑化する工法。植生袋を千鳥状に並べる植生袋千鳥張工や斜面全体を植生袋で覆う植生袋全面張工などがある。ほかには植生袋を市松状に並べる工法などがある。施工は植生袋が安定するように塩化ビニール製あるいはU字型番線・竹などの目串(めぐし)が用いられる。また、治山緑化においては萌芽性に優れるヤナギ類・ウツギ類などの枝を目串として用いられることもあり、目串の機能と発根した枝による緑化の機能の両面が発揮される。 |