項目 | 植生盤工 / しょくせいばんこう |
英語 | - |
意味 | 粘性土壌・堆肥・化成肥料を練り合わせ、盤状に成形したものに、さらに緑化工用植物、主として芝草の種子を装着した植生盤を筋状あるいは互(ご)の目状等に敷き並べ、緑化を図る工法。本工法は客土や施肥の効果も併せて期待できるため、植物生育基盤として劣悪な条件を有する石耽の斜面、つまり、播種工や張芝工などが困難とされる砂岩・砂耽・まさ土などののり面に特に有効である。施工は地形条件に応じて、地盤と植生盤をなじませるために竹の目串(くし)で押さえる方法や、各々の植生盤を縄でつなぎ押さえる方法などがある。また、種子が乾燥・雨水等の影響で発芽能力を失ったり、流出したりしないよう乾燥防止剤・浸食防止剤の散布が実施される場合もある。 |