項目 | 視程 / してい |
英語 | visibility |
意味 | 大気の混濁に影響される可視度。可視度とは、対象物の存在または形状の見えやすさの程度をいう(JIS Z 8105)。一般には見通しのきく水平最大距離をもって表し、このためには空を背景とした地上物体を、例えば遠景では丘・山など、近景では樹木・建物など、あらかじめ距離の判明している黒ずんだ物体を目視観測する。目標物の大きさは、上下方向の視角0.5°以上で、左右方向は5°以下のものを選ぶ。視程は大気の状態によって左右されるばかりでなく、太陽光線の方向にも関係し、太陽に対面した方向では短く、それを背にした方向では長距離になる。公園道路のルート、観光ポイントの選定に際し考慮すべき事柄である。 |