項目 | 後藤朝太郎 / ごとうあさたろう |
英語 | - |
意味 | 〔1901?1975〕中国研究家で中国庭園の研究家としても第一人者。日本庭園協会の有力メンバーであり、東京高等造園学校(現東京農業大学造園学科の前身)で支那庭園論を講じた。愛媛県松山市生まれ。東京帝国大学文科大学言語学科を卒業(1907年)の後、文部省嘱託で漢字研究、さらに自由に中国の民俗や文化を研究し、100余冊の著作を世に出した。たびたび大陸を旅行し、普段も支那服を愛用していたというエピソードがある。「支那文化の研究」(冨山房、1925)、「支那の風景と庭園」(雄山閣、1928)、「満支風景庭園鑒」および「支那庭園」(共に成美堂、1934)がある。号は石農。 |