意味 |
天幕など移動できる機材またはケビンなどにより野営する場所。自然公園行政では野営場という。自然との触れ合いの場で、生活体験を通じて自然への関心を持たせ、尊さ・喜びを得るための代表的野外レクリエーション施設である。方式の種類には、キャンプ指定地、固定キャンプ場、オートキャンプ場がある。キャンプ指定地とは利用者が指定地内でそれぞれ場所を選んでテントを張るもので主として登山のための基地として設置することが多い。固定キャンプ場とはテントサイト、ケビン、ロッジ、バンガローなどの宿泊施設の位置が設定され、他の施設とともに設置される。キャンプの目的により、教育キャンプとして小・中・高等学校生徒の集団訓練のためのものと、一般キャンプとして社会人のレクリエーション活動としてのキャンプとがあり、施設配置に工夫が必要である。キャンプ場は自然との触れ合いを効果的に果たすことができるため、各地に造成され重要性を加えてきている。適地は乾燥する健康地を選び、地形、植生的に安定しているところで、良質な飲料水が容易に得られることも大切である。キャンプ場の施設は施設機能によってコンパクトに配置し、利用上便利に構成し、広範な区域に散在することは管理上注意する。 |