項目 | 温泉地 / おんせんち |
英語 | spa |
意味 | 温泉が湧き入浴施設のある土地。「温泉法」によれば、地中から湧出する温水・鉱水・水蒸気・ガスで、指定された物質を有していればよい。温度は25℃以上とされている。わが国は火山国であるから2万近い湧出箇所が存在している。温泉は古くから国民に親しまれ、保養・医療に供用されてきた。今日でも、大学付属または国立の温泉療養施設がある。湧出量の多い温泉地、泉質の多様な温泉地などで全国的に有名な温泉地は、登別・酸ヶ湯・草津・伊東・三朝・別府・湯布院・指宿(いぶすき)などがある。今日では宿舎が大型化、冷暖房施設が完備し、温泉そのものへの魅力が過去のような比重を失っている。それゆえ、温泉地としての魅力をどのように創出していくかが課題とされている。 |