項目 | 温室効果 / おんしつこうか |
英語 | green-house effect |
意味 | 地球を被覆する大気が、太陽からの短波長である日射をよく透過し、逆に大地からの長波長であるふく射をいったん吸収することによって、あたかもガラス室内の温度上昇に似た効果を大気がなすこと。もし大気層が無いと、地球全体の平均気温は零下20℃にも下降すると試算され、現在の平均気温との差である約35℃はこの温室効果であるとされる。地表面温度を15'℃としたとき、そのふく射の最大勢力波長は10ミクロン(μm)である。大気中の炭酸ガスはこの波長域をよく吸収することから、一説には大気汚染による炭酸ガスCO2の増加が、地球の平均気温を上げるとされている。 |