項目 | 塩基置換容量 / えんきちかんようりょう |
英語 | cation-exchange capacity |
意味 | 土壌が陰イオンの性質を示す粘土あるいは腐植の存在によって吸着し得る陽イオンを示す石灰・苦土・カリ・ソーダの土壌塩基の最大量。乾土100g当りのミリグラム当量(me)で示される。この値が大なほど多量の土壌塩基の吸着が可能となる。通常、粘土質土壌、腐植含量の高い土壌で大で、砂質土壌で小である。土壌の保肥力あるいは肥沃度の大小を示す目安となる。セミミクロSCHOLLENBERGER法あるいは吸引法(PEECH法)によって測定される.。「陽イオン交換容量(CEC)」ともいわれる。 |