造園用語集

インダストリアルパーク


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インダストリアルパーク

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項目 インダストリアルパーク / インダストリアルパーク
英語 industrial park
意味アメリカで20世紀の初めに発祥した,インダストリアルディストリクト(industrial district)の延長上にあるもの。工場公園や工業団地、産業団地と訳されることが多い。19世紀末、イギリスのマンチェスターで発祥したインダストリアルエステート(industrial estate)とも類似した概念。アメリカにおけるインダストリアルパークの発生は、アメリカの工場が従業員のための広大な駐車場と、十分なレクリエーションエリアを必要としたことから、工場敷地を都心部からの距離の割には通勤等に便利な幹線道路沿いの郊外地に求めたのに始まり、それが単なる工場の集積立地としてだけでなく、工場集団としての計画理念をもつようになったことによる。インダストリアルパークという言葉についてはこれらの工場団地計画が、主として民間ディベロッパーを事業主体としてなされたことから、宣伝的意味合いが強い命名であるという見方もある。インダストリアルパークの実態は一つの工場が約100ha前後の敷地からなり、それらの集合として全体の工業団地が計画的につくられ、あたかも公園のように美しく、地域社会に開放的でそうした環境と景観を保つため高度に規制されているというところに共通点がある。その規制の内容について事例的にみると、道路に面した工場敷地での壁面線の後退と、それによって生じた空地の景観処理の在り方を規定したもの、建ぺい率の制限を10分の3以下としたもの、建築デザインに高さの制限やテクスチュア・色彩の指定をしたもの等である。
五十音順
あ い う え お
か き く け こ
さ し す せ そ
た ち つ て と
な に ぬ ね の
は ひ ふ へ ほ
ま み む め も
や ゆ よ
ら り る れ ろ
わ