造園用語集

運動公園


造園用語集

う

運動公園

項目 運動公園 / うんどうこうえん
英語 sports park
意味 都市住民全般の主として運動の用に供することを目的とする都市公園。その整備標準は、都市規模によって相違するが、1か所当り面積15?75ha、都市人口1人当り1.5m2を標準とし、各種施設は豊かな緑のなかに配置されることが望ましい。そのため「都市公園法施行令」第8条では、運動施設の敷地面積の総計が、当該都市公園全面積の50%を超えてはならないと規定している。利用形態も、公式の競技目的のスポーツから地域的なレクリエーションスポーツに及ぶものを想定しており、青少年・壮年等のスポーツ活動など動的の側面が主体となる。しかし最近はスポーツ熱も盛んになり、観覧・応援などの要素が加味されているので、施設配置・動線計画など設計上配慮する必要がある。戦後、国民の健康増進、体力向上、地方スポーツの振興などの目的として、国民体育大会が各地方輪番で行うことが決まり、 「都市公園法」の施行、第一次都市公園等整備五箇年計画などと相まって、国体会場が運動公園として整備されるようになった。また1964(昭和39)年に行われた東京オリンピック大会では、その第二会場として駒沢オリンピック公園が建設され、陸上競技場、野球場、フ ットボール場、体育館などが、当時の技術の粋を集めて整備された。→としきかんこうえん
五十音順
あ い う え お
か き く け こ
さ し す せ そ
た ち つ て と
な に ぬ ね の
は ひ ふ へ ほ
ま み む め も
や ゆ よ
ら り る れ ろ
わ